山口智充　テレビ演出に不満「これずっと悪口になっちゃう」小堺一機も共感「あんなことしてるの日本だけ」

山口智充
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　タレントの山口智充（56）が2日放送のTOKYO　FM「TOKYO　SPEAKEASY」（月～木曜深夜1・00）にタレントの小堺一機とともに出演。テレビの演出について語った。

　舞台中継の話題で、小堺が「生で見た舞台をこれ撮ってたんだって見てみると、なんか出汁がない味噌汁みたい」と表現すると、山口は「こんなこと言ったら申し訳ないですけどスイッチングさんの演出になっちゃう。お客さんとして自分が足を運んで見たいところじゃない。全然同じ方向を向いてないかもしれない。やっている方と放送している人は」と共感。

　続けて「ネタ番組でしゃべっている人にカメラ割りって行く。ボケがどんどん膨らんだ時にイライラしているツッコミの人の顔って要るじゃないですか。ボケばっか撮ってたら急にツッコミが怒ったってなる。あのカメラ割りもフィックス（固定撮影）でいいなって思って。ずっと同じサイズで。カット割りしすぎ」と苦言を呈し、小堺も「昔の演芸番組みんなそうだったよ。カット割りしないと仕事した気にならないんじゃないの」と語った。

　小堺はさらに「僕あれも嫌いなのよ、画面のワイプも嫌いなのよ。あんなことしてるの日本だけだよ」と続け、山口は「俺も嫌ですわ」と言いつつ、「これちょっとずっとテレビの悪口になっちゃう」と苦笑いしていた。