林家三平 栃木で農業始めていた 米作挑戦にも意欲「来年くらいから“林家米”で、ちょっと…」

[ 2025年6月3日 18:42 ]

林家三平
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 落語家の林家三平(54)が3日、TOKYO MX「堀潤Live Junction」(月~金曜後5・59)にコメンテーターとして生出演し、痛感した農業の現状について語った。

 番組では小泉進次郎農相がコメ増産に向けた基本方針策定のガイドラインを示した話題をピックアップした。

 三平は「実際、今、栃木県那須町の方で始めていて」と、噺家業のほかに農業を始めたことを告白。周囲の農家からは悲痛な声が聞こえてくるという。「農家の方に会うと、“コメ作りたいんだけど、年でできない”って。年なんですよ。70代を超して、トラクター動かすこともできない。だから、“貸すから好きなだけ作ってくれ”と逆に勧められるくらいなんですよ」と打ち明けた。

 全国の農業従事者の平均年齢は、最新のデータで69.2歳、ピーク層は70代以上と、超高齢化が進む。三平は「今年から稲作をやめたというところもたくさんいます。実際に見てきて」と明かし、「高齢化の問題をどうやって決着を付けていくか」と課題を挙げた。

 希望の光は、若い働き手。三平は「行政でも労働力が問題になっていて、ふるさと青年協力隊というのが各自治体にいるんですよ。その人たちをうまく使うように努力すれば、道は開けるような気がする」と提案した。

 現在はコメの生産は行っていないという。MCのジャーナリスト堀潤氏から「コメも始めようかな、とかは?」と問われると、三平は「来年くらいから“林家米”で、ちょっと…」と意欲を示した。

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