朝ドラ「風、薫る」2人目ヒロイン上坂樹里 “相方”見上愛は「太陽みたいな方」2410人から大抜てき

[ 2025年6月3日 13:44 ]

<連続テレビ小説「風、薫る」主演会見>登壇して感極まり涙する上坂樹里(左)と見上愛 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 NHKは3日、2026年度前期の連続テレビ小説「風、薫る」の主演会見を東京・渋谷の同局で行った。今作は2008年後期「だんだん」以来17年ぶりのダブルヒロイン。女優の上坂樹里(こうさか・じゅり、19)が、女優の見上愛(24)と共にダブル主演を務めることが発表された。上坂はオーディションで2410人の中から大抜てき。ヒロインを射止めた喜びと感動を語った。

 物語の舞台は、文明開化が急速に進む明治時代。まだ女性の職業が確立されていない時代に、看護の世界に飛び込んだ2人の女性を描いたバディドラマ。実在した大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんをモチーフにする。脚本は、TBS系「あなたのことはそれほど」(17年)「初めて恋をした日に読む話」(19年)などを手掛けた吉澤智子氏が務める。制作統括は大河ドラマ「光る君へ」の制作統括を務めた松園武大氏。

 見上は大関さんがモデルの一ノ瀬りんを演じる。上坂は鈴木さんがモデルの大家直美を演じる。

 見上は「後ろの壁が透けて見えるんじゃないかっていうくらいの透明感を持った子。すごく緊張されていたんですけど、その中にすごい強い芯が見えて素敵に演じるんだろうな、私も引っ張ってもらいたいなって思うような方でした」と上坂を絶賛。「大雑把って言っていてこれは仲良くなれそうだなって思いました」とちゃめっけたっぷりにコメントした。

 一方、上坂は見上について「太陽みたいな方。初めてお会いした時にすごく緊張していたんですけど、優しく話してくれた。見上さんの胸を借りながら精一杯役を演じたい」と初々しさ全開で語った。

 オーディションを受けるのは今回で3回目。「朝ドラヒロインになるのがずっと夢だったので、叶えられたのがすごく幸せです」と笑顔を見せた。


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