髙橋海人、時代劇に初挑戦 絵になる男が北斎門下生“リアル”絵師役 10・17公開「おーい、応為」

[ 2025年6月3日 07:00 ]

映画「おーい、応為」で時代劇初挑戦する高橋海人
Photo By 提供写真

 King&Princeの髙橋海人(26)が映画「おーい、応為(おうい)」(監督大森立嗣、10月17日公開)で時代劇に初挑戦する。女優の長澤まさみ(37)が主演。葛飾北斎(永瀬正敏)と娘・応為(長澤)を描く物語で、髙橋は北斎の門下生で応為の同志・渓斎英泉こと善次郎役。家族を養うために絵師をなりわいとし、酒と女性を愛する一面もある役どころ。「周りの環境に惑わされず、絵を描いて生きていくお栄(応為)と北斎、2人に翻弄(ほんろう)されながらもそばにいる善次郎の関係性もお楽しみください」とアピールした。

 キンプリは2人体制初の3大ドームツアーを開催中。髙橋は7月期のTBSドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」で主演し、主演映画「君の顔では泣けない」も11月公開。俳優としても頭角を現している。

 善次郎は、北斎を描く作品で人気の人物。製作陣はさまざまな俳優をリストアップする中で、日本テレビ「だが、情熱はある」でお笑いコンビ「オードリー」若林正恭(46)を演じる髙橋を見つけた。吉村知己プロデューサーは「この人だ!とピンときました。柔らかさとシンの強さが同時に感じられる独特な空気感。不真面目なようなセリフを、至って真面目に言い回せる個性。なかなか存在しないタイプのアーティスト」と起用した。

 髙橋自身も漫画家デビューを果たすなど高い絵の才能を持つ。大森監督が、当初予定になかった絵を描くシーンを追加。髙橋は時間を見つけては筆で絵を描く練習を行い、劇中で腕前を見事に披露した。

 長澤とは21年放送のTBSドラマ「ドラゴン桜2」以来の共演で「今回、写っている自分を気にせず自然に会話の演技ができるように思っていた。長澤さんが自然に引き出してくださった」と感謝。初の時代劇撮影の日々を「学びのある期間で、毎日新鮮で気合の入る撮影でした」と振り返った。(糸賀 日向子)

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

2025年6月3日のニュース