武田鉄矢 長嶋茂雄さん追悼 「ミスタープロ野球」秘話明かす「ジーンときたのを覚えてますね」

[ 2025年6月3日 09:32 ]

武田鉄矢
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 俳優の武田鉄矢(76)が3日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。3日に肺炎のため死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんを追悼した。

 訃報を受け、武田は「昭和が遠ざかりますなあ」と悼んだ。長嶋さんとは「お家に行って。奥さんからお茶をいただいて長嶋さんと世間話を。それと、長嶋さんとともに戦ったライバルたちから長嶋さんの印象を聞くって番組やってて。それは楽しい番組でしたね」としみじみと振り返った。

 長嶋さんにまつわる印象的なエピソードも明かした。「星野(仙一)さんから聞いた話は、ピッチャーマウンドで中日の星野が投げる時、バッターボックスの長嶋が話しかけてくるっていう。聞こえるんですって、声が。バッターボックスで“仙ちゃん、いい球ちょうだい!”って。カーッとなって凄いボールを投げるとカーンと打つんですって。その打った後の長嶋が見事で、塁間走りながら“仙ちゃん、今のは魔球!”って言ってくれるんですって。“打てるのは僕しかいない”っていう」と伝えた。

 また「星野さんがおっしゃってたのが、“長嶋がいたから僕たちは練習したんだ”って。長嶋っていうライバルを打ち倒すために自分たちは頑張ったんだって。だから長嶋が全てだったっていう」と語り、「ジーンときたのを覚えてますね」と振り返った。

 野球を国民的スポーツへと押し上げ、「ミスター・ジャイアンツ」「ミスタープロ野球」と呼ばれるほど国民的な人気を誇ったことについても「そんな野球選手の存在は珍しい」とコメント。

 プライベートでの交流では「お家に訪ねに行くと、太陽みたいな笑顔で扉が開いて。甲高い声で“ウェルカムです!”っていうね」と明るい人柄を明かしていた。

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