河合優実「何も縛られない」12歳の主演女優から学び「私ももっとシンプルに過ごしていいんだな」

登壇した河合優実（撮影・小渕　日向子）
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　女優の河合優実（24）が3日に都内で行われた、女優の鈴木唯主演映画「ルノワール」（20日公開、早川千絵監督）のジャパンプレミアに出席した。

　同作の舞台は、80年代後半の夏。闘病中の父と仕事に追われる母と暮らす11歳の少女・フキの日常を描く。第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、世界の脚光を浴びた。

　河合は、主人公と同じマンションに暮らす女性を演じた。「唯ちゃんのありのままの自由な姿、何も縛られない姿がすごく印象的だった」と世界をも魅了した鈴木を称賛。撮影前に行われた本読みでも「すごく思ったことを素直に言ってくれる」鈴木の姿を目にし、「私ももっと普段からシンプルに過ごしていいんだな」と感じたという。「すごく勉強になりました」と感謝した。

　鈴木から「演技がすごく上手で、何か簡単に例えると、淡い水彩画のような…。天才のようなすごく惹かれる演技で、“うわ、すごい”って演技されている時に思って、見習いたいなと思いました」と憧れの念を伝えたれると、河合は「ありがとうございます。凄くうれしい。その気持ちをそのまま育ててほしいなと思います」とほほえんだ。