橋幸夫 救急搬送され検査入院 「一過性脳虚血発作」で3、4日の公演を休演

[ 2025年6月3日 04:45 ]

橋幸夫
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 歌手の橋幸夫(82)が自宅から救急搬送され、入院中であることが2日、分かった。所属事務所の「夢グループ」によると、5月31日に兵庫・姫路で行われた事務所20周年記念公演を終え帰宅後、左手に力が入らなくなるなど体調に異変が発生。妻が病院に連絡すると「今すぐ救急車を呼んで病院に来てください」と言われ救急搬送。「一過性脳虚血発作」と診断された。

 同事務所の石田重廣社長(66)によると、橋は診断後「俺は帰るぞ」と言い出したが、医師から「他にも検査した方がいい」と説得され、6日まで経過観察することになったという。3日と4日に開催される茨城、東京、神奈川での4公演は休演する。

 入院中の検査では脳の血管から血がにじみ出ている部分が確認された。石田社長は「脳梗塞の前触れかと思いましたが“薬で治るから大丈夫”と聞いて安心しました」と話した。

 橋は、5月20日に「中等度のアルツハイマー型認知症」と診断されていたことを事務所が公表していた。

 ▽一過性脳虚血発作 一時的に脳への血流が低下し、しびれやめまい、運動障害、ろれつが回らないなどの言語障害などを引き起こす。後遺症はなく症状は数時間で治まるが、脳梗塞を引き起こす前兆として注意が必要。発症から90日以内に15~20%が脳梗塞を起こすともされている。

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