羽鳥慎一アナ　長嶋さん死去を速報で報じる「見た時初めて人間ってオーラがあるんだと思った」

羽鳥慎一アナウンサー
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　フリーアナウンサー羽鳥慎一（54）が3日に放送された、自身がMCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）に生出演。肺炎のため89歳で亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄（ながしま・しげお）さんの訃報を速報し、追悼した。

　プロ野球の巨人の三塁手として活躍し、引退後は巨人の監督を2期15年にわたって務めた巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄（ながしま・しげお）さんが3日午前6時39分、都内の病院で肺炎のため死去したと読売新聞グループ本社、読売巨人軍などが発表。

　同番組は、長嶋氏の長男・一茂が金曜コメンテーターを務める。羽鳥アナは8時51分ごろ、「速報が入ってきました。ジャイアンツの終身名誉監督の長嶋茂雄さんが亡くなりました。肺炎のために亡くなったということです。今朝の6時39分に東京都内の病院で亡くなったと。長嶋茂雄さんが亡くなりました。89歳です」と長嶋さんの訃報を報じた。

　続けて、山口オーナーの談話を読み上げ。「悲報に接し言葉が見つかりません。子どものころは、ジャイアンツとは長嶋さんのチームでした。その思いは今も変わりません。燃える男の勝負強さと、太陽のような明るさ、高度成長の時代を体現したスーパースターであり、野球界を牽引したミスタープロ野球でした。病に倒れられた後も、野球への情熱は衰えることがなく、最後まで東京ドームに来て、監督、コーチ、選手を激励してくださいました。長嶋さんの志は後輩たちが確実に受け継いでいきます。心よりご冥福をお祈りいたします」と紹介した。

　突然の訃報に羽鳥アナは「驚きました」と絶句。「娯楽が少ない時代に野球界のスーパースターだったから、今の選手も人気者ですが、今以上に国民的な人気だったと思います。（長嶋さんを）見た時、初めて人間ってオーラがあるんだと思った。肩とかメラメラしてるように見えたんですよ」と長嶋さんの人柄に触れた。

　かつて長嶋さんと対面した時を回顧しながら「（長嶋さんとの）エピソードを人それぞれみんな持ってるというか。野球界の功績はもちろんですし、時代が時代だったらメジャーでバリバリやってる方ですからね。闘病している中でもリハビリもしながら始球式とかに出てくるわけですからね。松井さんと国民栄誉賞も取って…。残念です」と追悼。

　「速報で長嶋茂雄さんの訃報をお届けしました」と悲しげな表情を浮かべ「はい…」と言葉にならない思いをかみしめていた。

　長嶋さんの葬儀・告別式は近親者のみで執り行う。喪主は次女・三奈（みな）氏。後日、お別れの会を開くという。