リリー・フランキー　フランス名女優に遭遇　物怖じしない12歳女優のおかげで「握手してもらった」

登壇したリリー・フランキー（撮影・小渕　日向子）
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　俳優のリリー・フランキー（61）が3日に都内で行われた、女優の鈴木唯主演映画「ルノワール」（20日公開、早川千絵監督）のジャパンプレミアに出席。「国際映画祭」で訪れたカンヌでのエピソードを明かした。

　同作の舞台は、80年代後半の夏。闘病中の父と仕事に追われる母と暮らす11歳の少女・フキの日常を描く。第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、世界の脚光を浴びた。

　主人公の父親を演じたリリー。映画祭のため訪れていたフランスで鈴木唯、石田ひかりらとランチを楽しんでいると、偶然にも同映画際審査員長を務めた、フランスの名優であるジュリエット・ビノシュと遭遇したと告白。

　「唯ちゃんに“審査委員長の人ですよ”って言ったら、どこどこって言って、質問を始めたんです」と鈴木の行動力には驚いたという。物怖じせず自ら名女優に歩み寄っていく鈴木の後をついて行くと「おかげで握手させてもらえた」と感無量の表情。隣に立つ鈴木に「ありがとうね」とほほえみかけ、会場の笑いを誘った。