石田純一 大学中退して渡米 監督目指して演技学校に通った意外な経緯明かす「ギャンブルも強いんで」

[ 2025年4月8日 14:10 ]

石田純一
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 俳優の石田純一(71)が7日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。米国の演技学校に通った意外ないきさつを明かした。

 この日はお笑いタレントのルー大柴とともに出演。2人は生年月日、血液型が同じという縁で、以前から交流があったという。

 ルーから「ちょっと聞いたんだけど、大学中退して(米国に)行ったんでしょ?」と聞かれ、石田は「中退して行った」と当時通っていた早大を中退して渡米したことを明かした。

 「俺は小さい時から親父に映画を見させられてて。で、トーマス・ミッチェルとか、主役じゃなくて脇役の人たちの存在感とか演技のうまさとか、“主役なんか下手くそなんだよ”って親父がいつも言ってた。“大根役者でもいい。棒読みでもいい。だけどスターとしての存在感があればいい”と。“だけど、脇役は違うんだよ”と。いわゆるジョン・フォードとか、ウィリアム・ワイラーとか、日本で言うと溝口健二、黒澤明の映画をいっぱい見せられて、いちいち講釈をやられるわけよ。映画学校みたいな」と苦笑。「だから、いつか映画を作るようになりたいと(思っていた)。だから第一希望は監督。だけど監督なんてなれるかどうか分からないから、第2希望は失礼だけど脚本家とか。で、ダメだったら、いろいろな係があるじゃないですか。小道具だとか大道具だとか。そういうのになればいいかなって」とあくまでも映画に関わることができる仕事に就くことを目指していたと話した。

 ルーから「俳優は考えてなかった?」と聞かれるも、石田は「考えてなかったね」とキッパリ。「やっぱりこの顔じゃ無理だろうと。昔からハリウッドの人たちとか見たら、もうめちゃめちゃかっこいいし、個性はあるし」とした。

 「俺たち超えちゃったけど、俺7年間アメリカで暮らしているんですよ。ちっちゃい時から含めて。で、途中の放浪っていうか、大学辞めて2年行ったのもそうだし、その後1年撮影で行った時もそうだし、足して7年」と石田。「生意気にもアメリカに留学してて、うちの親父なんかサラリーマンだから随分経済的には負担かけちゃったけど、でもギャンブルも強いんで、ラスベガスで稼いだ金で、演技学校行ってるからね」と告白。ルーが「あ、そうなの?」と驚くと、石田は「みんな知ってる、同級生たちは。25ドルから200万(円)にしたんですよ。230万か。だから人生そんなもんじゃないかと。“神様もし俺にそういう運があるんだったら”みたいな感じで、ポンって25ドルかけて、多分6回ぐらい買ったら200万ぐらいになる。25ドルって言っても、当時は1ドル300円ぐらいの時代。だから7500円とかで、5、6回勝てば200万円ぐらいになって。だからこんなふうにまだ続けられているし」と明かした。

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