「乃木坂46」次期エース・井上和 初の大河ドラマ抜てき!20歳も「年齢以上の落ち着きと妖艶さ」P称賛

[ 2025年4月8日 12:00 ]

2026年NHK大河「豊臣兄弟!」への出演が決まった井上和
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 アイドルグループ「乃木坂46」の井上和(なぎ、20)が、2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」に出演することが8日、発表された。数奇な運命に翻弄された浅井三姉妹の長女・茶々を演じる。大河ドラマへの出演は初となり「まだ信じられない気持ち」と喜びいっぱいに語った。

 23年「どうする家康」以来3年ぶりの戦国時代が舞台。主人公・豊臣秀長(小一郎)を仲野太賀が、秀吉(藤吉郎)を池松壮亮が演じ、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く。この日、追加キャストが同局のドラマ公式ツイッターで発表された。戦国の乱世を生きる重要人物を若手オーディションで選抜。井上のほか、欅坂46初代キャプテン・菅井友香らフレッシュな5人が名を連ねた。

 井上が演じるのは、浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女。。やがて父が信長と対立し、敗死。お市が柴田勝家と再婚したことにともない越前に移る。賤ヶ岳の戦いで勝家が豊臣秀吉に敗れ、お市・勝家が北庄城で自害すると、その庇護下に入り、仇である秀吉の側室となる…という役どころ。

 オーディションを経ての抜てきに、井上は「とても驚きましたし、まだ信じられない気持ちです」と驚きを口に。「私の所属する乃木坂46の先輩、久保史緒里さんの出演されていた『どうする家康』を視聴者として見ていて、画面の中で生きる先輩の姿に、いつか私も同じように活躍したいなと思っていました」と、大河ドラマへの思いを明かした。

 「今回、オーディションを受けさせていただけることがまずは嬉しくて、とにかくオーディションに真摯をに向き合おうという気持ちで挑みました。そんな中でこうして選んでいただけたことが本当に光栄ですし、刺激的な日々を過ごせるのではないかと今からとてもわくわくしています」と期待を膨らませ「新たな挑戦への不安もありますが、それ以上に選んでいただけたことへの感謝や、それに応えられるようにがんばりたいという気持ちが大きいです」と意気込んだ。

 プロデューサーの高橋優香子氏は「本作の見どころの一つが、若い世代の活躍です。主人公をはじめ、まだ何者でもなかった若者たちが乱世の中で出会い、共に成長し、やがて歴史に名を残す人物となっていく。そうした世代のキャスティングを進めるにあたって、20~30 代の俳優さんたちを中心に大規模なオーディションを行いました」と意図を語り、1600人の応募の中から選抜したと説明。井上については「年齢以上の落ち着きと妖艶さを見せてくれた」と起用意図を明かした。

 ◇井上和(いのうえ・なぎ)2005年生まれ、神奈川出身。22 年に「乃木坂46」5期生オーディションに合格してデビュー。「おひとりさま天国」「チートデイ」などでセンターを務める。今年3月21日に放送されたテレビ朝日系ドラマ「スプリング!」で地上波ドラマ初主演を果たし、NHKドラマへの出演は今回が初となる。

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