「HOUND　DOG」45周年　満員の東京記念ライブ　69歳・大友康平「最幸の晩だったぜ！」

大友康平
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　ロックバンド「HOUND　DOG」が、21・22日の2日間、東京・日本青年館で結成45周年を飾る「HOUND DOG 45th　Anniversary Live 2025「King of Rock‘ｎ Roll Show」を開催した。

　1980年3月21日に「嵐の金曜日」でメジャーデビューし、今年で45周年。デビュー日にあたる2日間の記念ライブとなった。

　ボーカルの大友康平が69歳を迎えたこともあって、開演時間の5分前から「KOHEI」コールが会場中に響き渡り、熱気十分で「AMBITIOUS」からスタート。アンコールを含め全20曲、120分を超えるライブを駆け抜けた。

　MCで大友は「最高の、本当に最幸の晩だったぜ！16、17歳の時にロックンロールと出会い衝撃を受けて、背中に電流が走って、運よくプロになれ、いくつかのヒット曲にも恵まれて、たくさんコンサートをやれていろんな場所へ行くことができて、45年続けてこれた原動力は、いつの時もフレッシュなHOUND　DOGの楽曲があったということ、そしてもう一つはいろんなことがあって、いいことばかりじゃなかったけど、いつもこうやって駆けつけてくれて熱い声援をいつも送ってくれるピュアなキッズ達（ファン）のおかげだと思っています」と感謝の思いを伝えた。

　また、親交があり、昨年死去した作家の伊集院静氏についても触れた。「生前伊集院さんからは、男だったら厳しい道を進め」と言葉をもらったと明かし、ここまでの原動力になったとも語った。

　本編ラストは、代表曲「ff（フォルティシモ）」を満員のファンとともに大合唱で締めた。

　なお、ライブの模様をおさめたブルーレイが6月に発売予定。ツアーは、大友の生まれ故郷でもある仙台での公演が、4月12日・トークネットホール仙台を残すのみとなっている。

　HOUND DOG 45th Anniversary Live 2025「King of Rock’n Roll Show」仙台公演
場所：トークネットホール仙台
時間：2025年4月12日（土） 開場・午後4時30分、開演・午後5時
問い合わせ：キョードー東北＝TEL　[phone]