2軍の契約更改、元阪神選手が明かす フロントからの一言に浜田雅功も驚き「こんな言い方されるの?」

[ 2025年3月22日 18:23 ]

関本賢太郎氏
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 元阪神で解説者の関本賢太郎氏(46)が、22日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演し、契約更改にまつわるエピソードを明かした。

 この日のテーマは「プロ野球 2軍リーグ裏話」。経験者を中心に2軍特有の文化などについて語った。

 関本氏が語ったのは、1軍との格差。若手時代は肩の手術などで1軍に定着できず、2軍で過ごした時期も長かった。1年を2軍で過ごし、迎えた初めての契約更改。待っていたのは、「さっさと名前書いて、ハンコ押せ!」という厳しい言葉だったという。

 MCの「ダウンタウン」浜田雅功が「こんな言い方されるの?」と驚きの声を上げると、関本氏は「これはまだ優しい方ですよ」と返答。観客席はどよめいた。

 関本氏は「1軍に出てないんで、そもそも交渉材料がないんで。席に着いたら、“はい、ここに住所と名前を書いて、ハンコを押せ”っていう、まさにそんな感じなんですよ」と当時を振り返った。

 ストーブリーグの風物詩でもある契約更改。関本氏は「1年目の時に一応頑張って、胸張れる成績ではないけど、楽しみに初めての交渉に行ったんですよ」と、初めての契約更改を心待ちにしていたという。「ほんなら、“来年、関本、30万円アップや”と言われたんです。よっしゃ!と思ったら、“勘違いするなよ。物価上昇(の分)やからな?”って。え?と思って」。さらなる活躍を期待する、フロントからの叱咤激励だったという。

 翌年にも、もちろん契約交渉に臨んだ。「2年目はさらにいい成績になったので、今度こそ…2軍やけどもと思ったら、今度は50万(アップ)と言われて。“勘違いすんなよ?念のために言うけど、物価上昇やからな?”って。甘くないですね」。苦笑いで明かしていた。

 関本氏は天理高からドラフト2位で97年、阪神に入団。1軍では打率.278、48本塁打、312打点を記録し、15年で引退した。

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