NJZに独自活動認めず 韓国地裁が仮処分決定

[ 2025年3月22日 05:18 ]

女性アイドルグループ「NJZ」(ロイター)

 韓国のソウル中央地裁は21日、人気女性アイドルグループ「NJZ」(旧NewJeans)が昨年11月に解除すると表明した所属レーベル「ADOR(アドア)」との専属契約は有効だとして、独自の芸能活動を禁じる仮処分決定を出した。NJZ側は異議を申し立てる方針。

 メンバー5人は2月、新グループ名「NJZ」を発表し、海外でコンサートに出演するなど活動を本格化させたばかり。仮処分決定により所属レーベルの同意のない活動を行うことはできず、今後の5人の動向が注目される。

 専属契約は有効だと主張するアドア側が1月、メンバーに対し、独自の広告契約締結などの禁止を求める仮処分を申し立てた。地裁は、アドアが契約上の重大な義務違反をしたとは認められないと指摘。一方的に専属契約関係が切られればアドアに莫大な損害が発生する可能性があると判断した。

 アドアは人気男性グループBTSを擁する「HYBE(ハイブ)」の傘下。NJZのメンバー5人は、グループを育てた有名ディレクター、ミン・ヒジン氏がアドアの代表職を解任されたことなどに反発していた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

2025年3月22日のニュース