和田アキ子　いしだあゆみさんをしのぶ「凄い好きで」も「話しかけないで」と言われたワケは

[ 2025年3月22日 13:07 ]

　歌手の和田アキ子（74）が22日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に生出演。11日に甲状腺機能低下症で他界した歌手で女優のいしだあゆみさん（享年76）を悼んだ。

　和田は「ショックだったですね、あゆみちゃんのことも」と明言。大変可愛がってくれた先輩だったと明かされると「大阪やからね、あゆみちゃん。大阪のイメージしないでしょ？」と続けた。

　昔は楽屋は個室ではなく男女別れての大部屋だったと言い、和田がそこでメーク中に「化粧水を鏡の所に置いてると、先輩が来てそれを“バシャーン”とよけられて」との出来事があったという。

　いしださんは大部屋の大きなテーブルのところにいつも座っており、和田とよく話をしていたとし「そしたらあゆみちゃんがいつもポテトチップス食べてはって、“食べ”って」と勧めてくれたとした。

　そうしていしださんに「あの人にいつでも嫌な思いさせられるんですけど、嫌ですねえ」と相談すると、いしださんからは「あんなもん、気にしないでいいのよ。気にするとダメ」と慰められたという。

　さらにいしださんは外国に出かけると、和田に「知らなかったグッチのバッグとかを買って来てくれたり」していたという。和田はいしださんがつけていたクリスチャン・ディオールの香水をまねたり、たばこもいしださんが吸っていた銘柄をまねて吸っていたと明かした。

　ある時和田は「あゆみちゃんっていいですねえ。なんか奇麗で。私もそうなりたいと思ってます」と告げたことがあったという。するといしださんは「アッコちゃん、ちょっと話があるんですけど」と言われドキリとしたとした。

　するといしださんからは「あんまり私に話しかけないでほしい」との言葉が。「なんでですか、私何かしました？なんでも直しますから言うてください」と応じると「それが嫌やねん。あんたのしゃべりが」とも言われたとした。

　「もう泣きそうになった」という和田に、いしださんは「あたしね、今映画撮ったりドラマ撮ったりしてるの。あんたとしゃべるとあたし大阪弁になんねん。イメージ違うねん」と説明した。

　和田は「えーっ、イメージあるんですか。あかんのですか」と返したと苦笑。2人で話す際は大阪弁丸出しだったとし、「そんなんで怒られて。怒られたっていうか」と振り返ると、嫌われたわけではなく、素が出てしまい「直らへんから」と言われたとした。

　和田はいしださんに「映画見ましたよ。カトリーヌ・ドヌーブになろうと思てはりません？」と冗談めかして話したこともあったという。「なんかそのイメージだったの。奇麗だったし、いいもの着てはるし、なんか凄い好きで、もう携帯も持たない人で」としのんだ。