スカパラ ツアー直前でのメンバー急逝 ライブ強行を主張したメンバーの思い「忘れさせたくない」

[ 2025年3月22日 14:58 ]

東京スカパラダイスオーケストラ
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 人気バンド「東京スカパラダイスオーケストラ」が21日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にメンバー9人そろってゲスト出演。メンバー急逝の時の思いを吐露した。

 今年でメジャーデビュー35周年を迎えたスカパラ。現9人のうち、6人がオリジナルメンバー。これまでメンバー脱退などをくり返しつつ、1995年、初代ボーカルのクリーンヘッド・ギムラ氏が永眠。1999年には初代ドラマー、青木達之氏が急逝している。

 MCのKis―My―Ft2」の藤ヶ谷太輔が「メンバーが命を落としてしまうっていうか…」と振ると、バリトンサックスの谷中敦は「初代ドラマーの青木達之が亡くなったのはライブツアーの直前だったんだね。その時もかなり落ち込みましたね」と回顧。キーボードの沖祐市も「青木の代わりに、急遽1週間だけのリハで、中村達也さん(BLANKEY JET CITY)が助っ人に来てくれて。ツアーやったんです。敢行したんですよね」と振り返った。

 谷中は「その時、“ドラマーがいなかったらリズムマシンでもやった方がいいです”ってNARGOが言ったんですよ。凄い強い言葉じゃないですか」。これに、トランペットのNARGOは「僕は何としても亡くなったメンバーを忘れさせたくない。忘れたくない。そんな気持ちで、とにかくバンドがなくなっちゃったら、自然に何となく忘れられちゃうじゃないかなっていう、そんな気持ちもあったり。そういうので、とにかくバンドを止めちゃいけないっていうような気持ちに凄くなっていたような気がするかなって感じですよね」と吐露した。

 さらに「やっぱり止めなかったことによって得たものはかなり大きかった。そんな気がしますね。それで本当に一気にみんなが凄く引き締まった。マジで気合を入れなきゃまずいなっていう気持ちになった。僕もそうですけど。そんな気が今、思い返すとしますね」と話した。

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