SUGIZOが描く「SEIMEI」　團十郎輝く　作品のために書き下ろした楽曲をライブで演奏

音楽を書き下ろした舞台「SEIMEI」のステージで生演奏したSUGIZO

　ロックバンド「LUNA　SEA」のSUGIZO（55）が21日、東京・新宿のTHEATER　MILANO―Zaで歌舞伎俳優の市川團十郎（47）主演の舞台「SEIMEI」に出演した。團十郎が平安期の陰陽師・安倍晴明を演じる作品で、自身が同作のために書き下ろした楽曲をライブで演奏した。

　冒頭では白いエレキギター、第2幕の幕開けではギターとバイオリンを交互に持ち替え、晴明らの心情を表現。朱雀役で出演した関西ジュニアの嶋崎斗亜（21）がアクロバティックな殺陣を披露する場面では、躍動感あるギターで盛り上げた。

　團十郎との初タッグにSUGIZOは「次回があったら全公演演奏したい」と楽しんだよう。團十郎は「SUGIZOさんの演奏で我々の舞台に輝きが増した気がいたしました。この挑戦的なコラボレーションに加わっていただき感謝しています」と話した。上演は同所であす23日まで。