辛坊治郎氏 コンビニ販売“ヴィンテージ米おにぎり”への誤解指摘「備蓄米は直接の関係はない」

[ 2025年6月4日 19:57 ]

辛坊治郎氏
Photo By スポニチ

 キャスター辛坊治郎氏(69)が4日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、コンビニ店舗で販売される古米などを使ったおにぎりについて解説した。

 セブン・イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社は、随意契約で放出される備蓄米の販売方針を発表した。年間1万トン以上の取り扱いがある大手小売店向けの古古米(22年産)の購入申し込みをしたが、条件を満たさず受理されなかった。3社は今回、中小小売店や米穀店向けの古古古米(21年産)について再申請していた。

 一方でローソンは、「ヴィンテージ米おにぎり」の商品名で、古米などを使ったおにぎりを7月から関東限定で販売すると発表した。ネーミングも含め、SNSで話題になっている。

 これについて辛坊氏は「大きな勘違いになっているんですが、ローソンが売り出しているヴィンテージ米おにぎりは、政府が売り出している備蓄米ではない」と説明した。

 「これは23年産の古米なんだけど、流通の中で古米が低く扱われていて、値段が安かったんです。今まであまり流通してなかったんですが、ローソンは政府備蓄米をまだ買えていないので、政府備蓄米ではない、市場で安く流通している23年産米、古米を買い付けてきて、これにヴィンテージ米という名前を付けておにぎりを売り出した。だからローソンが売り出したヴィンテージおにぎりと、今回の備蓄米は直接の関係はないです」

 また、SNSで「本当に美味しい古古米は新米では得られない甘味と食感がある」などと、条件付きで古古米のうまさについてつづったミュージシャンGACKTの意見に同調。「ヴィンテージ米にいちゃもんを付ける人もいますが、もしかしたら丁寧に貯蔵されている古米ならば、むしろうまいかもしれない」と推測した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

2025年6月4日のニュース