武田鉄矢 長嶋茂雄さんの偉大さ語る “戦中派”だった父が唯一「戦争の痛みを忘れた」瞬間

[ 2025年6月4日 22:52 ]

武田鉄矢
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 俳優の武田鉄矢(76)が4日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。3日に肺炎のため、89歳で死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんについて、自身と父親との思い出を交えて偉大な存在だったことを語った。

 番組では、長嶋さんの功績や国民的スターとしての軌跡が紹介された。福岡出身の武田は「私の事情を話しますと、子どものときから、西鉄ライオンズ。無我夢中で応援してたんですけど、うちの父親が長嶋さん好きだったんですよ」と打ち明ける。

 武田によると、父は「負けた戦争の話ばかり、酒飲みながらするという暗~い、戦中派」だったという。そんな父が唯一、長嶋さんの話をするときだけは、「戦争の痛みを忘れていた」と振り返る。

 「うちの父親がよく私に向かって“てつや! 長嶋ば見てみろ! あの胸毛!男らしかろうが!”って言ってました。つまり、重たい重たい戦後昭和の始まりの中で、みんなが敗北を背負っている中、長嶋さんを見る時だけ、敗北の痛みが消えたんです」と、長嶋さんの存在の大きさをしみじみと語った。

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