堂本光一・井上芳雄 共演ミュージカルアリーナライブに期待 井上「手を振ってしまうかも」

[ 2025年6月4日 04:00 ]

ミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語―」アリーナライブの製作発表に出席したKinKi Kids堂本光一、井上芳雄
Photo By スポニチ

 KinKi Kidsの堂本光一(46)と俳優の井上芳雄(45)が3日、都内で共演するミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語―」アリーナライブの製作発表に出席した。東京ガーデンシアターで8月2~10日に12公演を行い、7万5000人を超える動員を予定している。

 2人はともにアーティスト活動を行っている側面を持つ。今回のライブに臨むにあたっての思いを聞かれ、光一は「自分たちがライブでやっていることと比べられる物ではないかなという気はしています。手を振ったりするわけでもないでしょうし、…普段(のライブ)からあまり俺手を振らないんですけど」と会場に集まった300人以上のファンの笑いを誘いつつ「でも本当に楽しみです」とほほ笑んだ。

 井上は1公演で6000人以上を収容する会場での今回の試みに「ミュージカルに関連する物をこれだけの規模でやる事ってあまりないと思う。誰も見たことのない貴重な体験になると思う」と期待。自身も東京ガーデンシアターのステージに立ったことがあり「劇場の形をしたおおきな会場」と印象を語る。そのため「劇場でやってきたことを多少大きくすれば成立するんじゃないか」と自身の中での想定を話した。

 普通のミュージカルでは考えられない人数が公演を見つめることになり「たくさんの人に見られるのはうれしい事。人に見られたくてこの仕事やってますので、人数が増えるということでテンションが上がってしまって僕は手を振ってしまうかもしれない」と光一の発言を踏まえてチャーミングにアピール。「そのときは振り返していただければうれしい」と呼びかけた。

 公演は休憩を挟まず2時間20分程度を予定。出演者が話す場面もあるといい、井上は「コールアンドレスポンスやりましょうよ」と提案。堂本は思わず「うそでしょ!?」と驚きの言葉を口にしていた。

 「ナイツ・テイル」はシェークスピア最後の作品「二人の貴公子」をベースに、同じ女性を愛した貴公子2人の運命を描く。18年に東京・帝国劇場で初演され、ミュージカルスターの共演が大きな話題に。21年には再演もされた。

 帝劇は建て替えのため、2月をもって休館となった。今回は、新たに世界的脚本家のジョン・ケアード氏が脚本を構成し、アリーナ全体の空間を生かした表現で作品を描く。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

2025年6月4日のニュース