「よく頑張ってた」大谷翔平がメジャーデビュー佐々木朗希を評価「勝ちのチャンスを残してくれた」

[ 2025年3月19日 22:38 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―3カブス ( 2025年3月19日    東京ドーム )

<カブス・ドジャース>勝利し、佐々木(右)とタッチを交わす大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日、カブス戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で今季初本塁打を放ち3打数1安打2四球でチームの連勝に貢献した。

 第2打席まで凡退したが、ファンが沸いたのは5回の第3打席だった。1死走者なしで大谷は2番手右腕・ピアソンの99・1マイル(約159・4キロ)の直球を捉えると打球は右中間方向へ。フェンス際の際どい打球はファンに当たってグラウンドへ戻ってきたが、塁審は本塁打の判定。その後、ビデオ検証が行われたが、ホームランと認められ、場内は大盛り上がりとなった。本塁打と判定されると、大谷はベンチでガッツポーズを繰り出した。

 7回2死二塁で迎えた第4打席は申告敬遠で歩かされ、場内はカブスベンチの采配に大ブーイング。9回1死一、二塁の第5打席も四球だった。

 試合後、米中継のインタビューに応じた大谷は「個人的には今日の方がリラックスできました」と開幕戦より緊張はなかったと振り返った。

 そしてメジャーデビュー登板となった佐々木の投球には「朗希も難しい中でよく頑張ってたんじゃないかなと思う。勝ちのチャンスを最後まで残してくれるようなピッチングだったと思います」とねぎらった。

 また、母国で飛び出した今季1号に「もうちょっと行くかなと思ったんですけど、ギリギリになってしまって…」と苦笑い。「もうちょっと行って欲しかった。打ったことが嬉しいですし、いいピッチャーから東京で打てたということが良かったと思います」とうなずいた。

 東京シリーズで自身の生まれ故郷を多くのチームメートと共有できたこの数日間。「球場でもそうですし、球場外でも、日本の雰囲気を楽しんでもらえたならうれしいかなと思いますし、何より2勝できたので、いいリズムでアメリカでの試合に向けて頑張りたいなと思います」と締め、米本土で始まる長いシーズンへ気合を入れた。

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