パドレス・ダルビッシュは右肘の炎症とシルト監督明かす 開幕負傷者リスト入りの可能性も

[ 2025年3月19日 08:22 ]

パドレス・ダルビッシュ
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 パドレスのマイク・シルト監督が18日(日本時間19日)、ダルビッシュ有投手(38)が右肘に炎症を起こしたと明かした。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が報じた。同監督は前日17日(同18日)に、ダルビッシュが疲労の蓄積により調整ペースを落としたことを明かしていた。

 シルト監督は、ダルビッシュが開幕を負傷者リスト入りで迎える可能性については「日々の様子を見て判断する」と明言を避けた。しかし、開幕まで約1週間しかないため時間的にはかなり厳しい状況だ。とりわけ肘に関わる問題は常に大きな懸念材料となる。

 ダルビッシュは過去にも肘の問題を抱えていた。2015年にトミー・ジョン手術を受け、シーズン全休を余儀なくされた。その後数年間は比較的健康を維持したが、過去2シーズンは大きな負担を避ける形で起用されてきた。

 23年は24試合に登板し、136回1/3を投げたが、8月下旬に右肘の炎症で負傷者リスト入りし、そのままシーズンを終えた。24年は16試合、81回2/3の登板にとどまり、首の張りや鼠径(そけい)部の負傷、肘の炎症、そして詳細が明かされていない個人的な事情で離脱を繰り返した。今回でダルビッシュは3年続けて肘の炎症に見舞われたことになる。

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