片岡篤史氏 立浪以外も凄い PL学園で「別格だった」右腕の名前…社会人から6者連続三振

[ 2025年6月5日 16:33 ]

甲子園春夏連覇を達成したPL学園の(後列左から)立浪和義、中村順司監督、橋本清。第69回全国高校野球選手権大会。決勝。
Photo By スポニチ

 前中日ヘッドコーチの片岡篤史氏(55)が広島などで活躍した高橋慶彦氏(68)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。PL学園同期メンバーの凄さを振り返った。

 PL学園で春夏連覇した片岡氏だがプロ入りを意識したことはなかったという。

 周りの同期生が凄すぎて自分と比べてしまった。高卒プロ入りが3人、うち“ドラ1”が2人も出た。

 まずは立浪和義氏。「モノが違うってこいうことだと思った。守備が凄かった。高卒1年目でショートでゴールデングラブ賞獲る選手なんて出てこない」と振り返った。

 立浪氏は1987年ドラフト1位でPL学園から中日入りする。

 もう1人、巨人からドラフト1位指名されたのは橋本清氏だった。

 片岡氏は「橋本はデカさも別格だった」という。小学生の頃から1メートル80あったという長身は高校でも抜けていた。

 当時、社会人野球の日本選手権が秋に大阪球場で開催されていた。PL学園のグラウンドも練習で使っていたという。

 「“お前、入れ”って言われて橋本が放ると6者連続三振とか取るんです。社会人のレギュラーから大会前にですよ」

 それを見ていた片岡氏もチームメートながら「橋本って凄いんだな」と驚いた記憶があるという。

 他にも野村弘樹氏が1987年ドラフトで大洋(現DeNA)から3位指名で入団している。

 「プロは無理と思った」と話していた片岡氏は同大を経て、4年遅れの1991年ドラフト2位で日本ハム入りした。

続きを表示

この記事のフォト

「長嶋茂雄」特集記事

「始球式」特集記事

2025年6月5日のニュース