大谷今季1号“お宝”ボールは小学生がゲット「家宝にします」　グラウンドに戻るもPCAが客席に投げ返す

ナ・リーグ   ドジャース―カブス （ 2025年3月19日    東京ドーム ）

小学生の少年がゲットした大谷のホームランボール
Photo By スポニチ

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が19日、カブス戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席で今季初本塁打を放った。

　5回、1死走者なしで大谷は2番手右腕ピアソンと対戦。カウント2―2から速球を捉えると打球は右中間席へ一直線に飛んで行った。

　フェンス際の打球に多くのファンが手を伸ばし、その手に当たった打球はグラウンドへ戻ってきたが、塁審は本塁打の判定。その後、ビデオ検証が行われたが、本塁打と認められ、場内は大盛り上がりとなった。

　グラウンドに戻ってきたボールは、カブスの“PCA”ことピート・クルーアームストロング外野手が外野席に投げ返したが、無事に小学生の少年がゲット。自身も野球をしているという少年は「凄くびっくりした。（グラウンドにボールが落ちて）もう取れないかなと思いました。家宝として大事にします」と満面の笑みで、思わぬ形で転がり込んできた“お宝”を喜んでいた。