立民・野田佳彦代表「2時間集まって政治の話しないなんて」 商品券問題「間違いなく法令違反」と批判

[ 2025年3月25日 21:02 ]

野田佳彦氏
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 立憲民主党の野田佳彦代表(67)が25日放送のBS日テレ「深層NEWS」(月~木曜後6・58)に出演し、石破茂首相が新人議員15人に商品券10万円分を配布していた問題について「間違いなく法令違反」と断罪した。

 自民の衆院1期生15人に今月3日に1人10万円分の商品券を配った問題について、石破首相は政治資金規正法と公選法に全く抵触せず、問題はないと強調。原資は「私自身のポケットマネー(私費)で用意した」と説明している。

 野田代表は「政治資金規正法21条に抵触すると思う。慣習だと簡単に言ってしまっているが、間違いなく石破さんの場合は法令違反に当たるんではないかと思いますね。そこはもっと突き詰めて議論しなければいけない」と追及を続ける姿勢を強調。

 そして「TPOですよね。Tで考えると3月3日。4日に衆院で予算案の採決があって、採決の直前に当然予算の話はするじゃないですか。Pは総理公邸ですから。住んでたことあるが、家族の住む部屋は誰もいれない。19人も入るのは公的な部屋です。2時間会食して政治の話まったくしないなんてありえないでしょう」と会合が政治活動にあたると私見を述べた。

 「前原(誠司)さんだったら鉄道の話をするかもしれない。私とならアイドルの話をするかもしれない」とジョークを挟みつつ、「2時間に19人の政治家が集まって政治の話をしないなんておかしい。絶対政治活動の寄付にあたると思う。単なる慣習で終わらせてはいけない」と強調した。

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