バカリズム 「ホットスポット」で実は「透かしキャラの予定だった」大物俳優 急きょ変更したワケ

[ 2025年3月25日 16:13 ]

バカリズム
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 お笑い芸人のバカリズム(49)が25日放送のニッポン放送「バカリズム ザ・ラジオショー」(後1・00)に出演。脚本を手掛けた日本テレビの連続ドラマ「ホットスポット」での大物俳優の起用裏話を明かす場面があった。

 今週は「ナイツ ザ・ラジオショー」のパーソナリティー、ナイツが“春休み”のため欠席。その代役として出席。バカリズムが脚本を手掛け、大きな話題を呼んだ日本テレビのドラマ「ホットスポット」のファンとして知られる「ナイツ」の塙宣之もサプライズで出演した。

 同作についてトークを繰り広げる中、実は結末は「ぼんやり」としか決まっていなかったそうで、バカリズムは「小日向さんが途中で未来人っていうのとかも全然決まってないし、もう何も決まってなかった」と舞台のホテルの長期滞在客“村上”を演じた俳優の 小日向文世について触れた。

 村上は物語途中で“未来人”ということになる。塙は「小日向さんが全然普通のおじさんみたいにしようとしていたって案あったって」と指摘すると、「透かしキャラの予定だったんです」とバカリズム。「(最初から)役はあって、やたら意味深に富士山を眺めるっていう。“これは絶対なんかあるぞ”みたいな。だから撮り方も意味深でしょ?あれ、ずっと意味深なの、ずっとあれだけやってって、最後に何もないっていう。ただただ、富士山さんの写真を撮ってるおじさんっていう。で、最後に写真を見たら全然上手いわけでもないっていうオチにする予定だったの」と意外な展開を明かした。

 「なんか聞いたら、実際に本当に写真家の方で、ホテルに長期滞在して、写真を撮って、最後にホテルにそれを提供して、ホテルでそれを展示してるみたいな、ちょっといい話が実話であるって聞いたから、それと一緒で、飾るほどでもない写真って言ってたら、衣装合わせの時に小日向さんがどうやら“これ絶対なんかあるよね”ってめっちゃ期待してるって言って。さすがに、もうこれは何もないとは言えないなってことで、急きょ何かにしようってだけ決めて進んでたの」とぶっちゃけた。

 塙が「未来人にしたら、ストーリーめっちゃ変わっちゃうじゃないですか。全然違う話になるじゃないですか」と驚き。バカリズムも「めっちゃ変わっちゃう。でも、よく見ると、別に小日向さんが未来人でなくても話は展開するのよ。実は教えてくれるだけであって、危機は訪れるから。だから、慌ててもうちょっと絡むようにちょっと早めに知らせるとか、小日向さんだけが教えてくれる情報をそこに散りばめたりして意味を持たせてみたいな、後付けでどんどん」と苦笑した。

  番組パートナーの「相席スタート」の山崎ケイは「小日向さんは、オファーの時点では、バカリズムさんの台本で、なんか写真撮ってるおじさんっていうところしか分からない状態でオファー受けたの?」と興味津々。バカリズムは「最初は写真すら撮ってないから。ただ富士山を眺めている長期滞在の人みたいな。で、なんか実際に長期滞在の方ってビジネスホテルなんかで取材したらいるみたいで、本当に何か月もいたりとか、自分の家のように持ち込んでっていう人はいて、それなりに、財力のある方っていうのはやっぱ結構ビジネスホテルあるあるだから、“じゃあ、とりあえずそういう人を入れておこう”みたいなぐらいしか決まってない。で、写真を撮るとかも途中で決めてたっていう」とした。

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