令和イチ泣ける…當真あみ 「ストロベリームーン」で映画初主演 夢実現「身が引き締まる」

[ 2025年3月25日 07:00 ]

映画「ストロベリームーン」に出演する(上列左から)當真あみ、齋藤潤(下列同)杉野遥亮、中条あやみ
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 女優の當真あみ(18)が「ストロベリームーン」(監督酒井麻衣、10月17日公開)で映画に初主演する。余命半年と宣告される女子高生役。「うれしさと同時に身が引き締まる思いになりました」と初の大役に思いを新たにした。

 原作は芥川なお氏が23年に刊行した同名純愛小説。デビュー作ながらSNSで「令和イチ泣ける」と称され、約8万部を売り上げた。當真演じる主人公は、好きな人と見ると永遠に結ばれるという6月の満月、ストロベリームーンを見るのが夢。高校の入学式の日、初対面のクラスメートに告白し、余命わずかであることを隠し交際を始める。2人の恋と、その13年後の世界を描く。脚本は「おひさま」「ひよっこ」などNHK連続テレビ小説を3作手掛けた岡田惠和氏(66)が担当する。

 共演陣にも豪華な顔触れが並んだ。主人公の恋人は映画「カラオケ行こ!」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した齋藤潤(17)が演じる。その13年後を杉野遥亮(29)、同じく13年後の主人公の親友役は中条あやみ(28)が務める。當真は実力者がそろった長編映画初主演作に「友情に初恋、家族の愛の深さに心が温かくなれる作品となっています」と自信をのぞかせた。

 来月4日にはヒロインを務める映画「おいしくて泣くとき」の公開が控えるなど、目覚ましい活躍を見せている。22年に「カルピスウォーター」の14代目CMキャラクターを務めて注目を集め、23年の大河ドラマ「どうする家康」で家康の長女・亀姫を演じ知名度が全国区に。日本テレビ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」では同性の同級生を好きになる女子高生という難役を好演し、評価を高めた。

 デビュー直後のスポニチ本紙の取材には「いつか映画のヒロインをやりたい。大河に出たい」と夢を語っており、瞬く間にそれを実現させた。今年3月には高校を卒業し、いよいよ女優業に集中。さらなる活躍が期待される。

 ◇當真 あみ(とうま・あみ)2006年(平18)11月2日生まれ、沖縄県出身の18歳。20年に沖縄でスカウトされ、21年にCMでデビュー。22年、TBS「妻、小学生になる。」でドラマ初出演。昨年3月、NHK「ケの日のケケケ」でドラマ初主演。現在開催中の選抜高校野球では出場校紹介のPR動画でナレーションを務めた。

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