教えて、巨人ナイン！甲斐拓也ってどんな人？“秘話”続々　試合後に「2人で手をつないで…」

巨人・甲斐
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　日本テレビ「サンデーPUSHスポーツ」（日曜後4・55）が13日に放送され、ソフトバンクから巨人にFA移籍した甲斐拓也捕手（32）を大特集。リポーターを務めたお笑いコンビ「ママタルト」から開幕1週間前の3月に直撃取材を受けた巨人ナインから続々と“秘話”が明かされた。

　最初に取材を受けた船迫大雅投手（28）は「野球に対して凄いストイックです。選手同士で飲みに行くんですか？って話をした時に“俺は全然行かない”って」とし、自軍投手や相手打者のデータ分析をするため飲んでいる時間はないと説明されたと明かした。

　続いて取材を受けたのは、ソフトバンク時代にも甲斐と5年間一緒にプレーした泉圭輔投手（28）。泉は2022年のリーグ最終戦（対ロッテ、ZOZOマリン）で勝てばソフトバンク優勝というところで逆転3ランを被弾してV逸が決まるという苦い経験を持つが、試合後にうなだれていると、バッテリーを組んでいた甲斐が「無理やり僕の手を引いて食事に連れて行ってくれた」のだという。

　試合終了から間もなく食事に出たため周囲には大勢のファンがいたが、「そのなかを2人で手をつないで…」と泉。球界一のブロッキング能力を持つとされる甲斐だが、投球だけではなく「全てを受け止めてくれるんです」と感謝した。

　そして、MAX153キロを誇る京本真投手（21）は「この前、僕、日本ハム戦でタコ打たれして。甲斐さんが“メシ行こう”ってメチャクチャおいしい寿司屋さんに連れていってくれました」と甲斐の気遣いを告白。

　さらに「自分ってこれからどうしていったほうがいいですかね？って悩んでて聞いた時に“真っすぐだけで勝負できるようなピッチャーだから。変化球、変化球ってなるようなピッチャーだったら俺はいいとは思わない。絶対に逃げるようなピッチャーにはなるなよ”って言われました」と自分の良さを見失わないようにアドバイスをくれたとし、「甲斐さんは（酒を）飲んでるとこ見たことないです。コーラ飲んでます」とも明かした。

　また、大勢投手（25）は「この前、初めてバッテリー組ませてもらって、カブス戦で。あの時、僕自身あまり調子良くなかったんですけど、最後、真っすぐのサインで僕、首振ってフォーク投げたんですけど。で、ベンチ裏、帰って来て。“お前の真っすぐに自信持ってくれよ。俺から言えるのはそれだけだ”って。カッコいいなって」と“兄貴分”甲斐のアドバイスにうっとり。

　これを隣で聞いていた甲斐と同学年の高梨雄平投手（32）は「野球の話、したんだ…」とつぶやきながらも「僕まだ“高梨メシ作ってや”しか言われてない…」と巨人の“料理王”としてオチをつけて笑わせた。

　それでも高梨は甲斐について「周りメッチャ見てますね。視野メッチャ広いです。凄いデータ取ってるって聞いてたんで。ロッカーでもずっとデータ見てる」と証言。

　甲斐はキャンプ中のブルペンで投手の球を受けながら詳細なメモを取っていたが、「この間、決起集会で卓が一緒になって。その話、したんですけど。カード前とか3、4時間とかデータとずっとにらめっこして、根拠を持った状態で先発投手にしゃべりに行かないと、全部答えられるようにして、どういうカウントで、どういうボールでって…」と甲斐の研究熱心さを説明して感心していた。