【菅野智之と一問一答②】雨天中止となった前日はショッピングモールでリラックス「難しい調整だった」

[ 2025年4月13日 11:04 ]

ア・リーグ   オリオールズ5ー4ブルージェイズ ( 2025年4月12日    ボルティモア )

<オリオールズ×ブルージェイズ>本拠で初先発したオリオールズの菅野(AP)
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 オリオールズ・菅野智之投手(35)が12日(日本時間13日)、本拠でのブルージェイズ戦に先発し、4回2/3を8安打3失点で降板。勝ち負けは付かなかったが、チームは5―4で逆転勝利を収めた。

 試合後の菅野の一問一答は以下の通り。

――今日1つずつの球種はどうだったか。スプリットは?
 「スプリットが良くなかったね、今日は。抜け気味だったし。ブルペンでは良かったんですけど、スライダーがそれなりに良かったからなんとか収まったみたいな感じじゃないですかね」

――試合を壊さずに踏ん張れたのはスライダーがあったからか。
 「今日はそうですね、スプリンガーのところも、前回の対戦ではカットか?1打席目はスライダーを右中間に打たれて、2打席目もマウントキャッスルのファインプレーみたいな感じで、あれもカットボールで。でも前回のトロントのときはスライダーがよくなくて、この2週間くらいはスライダーの握りも変えながら試行錯誤してちょっと良くなってきているので、ちょっと助かった部分はあります」

――ストライク先行の大切さを話しているが、今日は2度目だからか相手が早いカウントから打ってきた。
 「だから出鼻、初球をいきなりやられちゃったんで、そこで僕もちょっと受け身になっちゃて、前回のカンザスシティの時も結構ストライク先行でいってた分、初球を狙ってきているのかなとか、あの1本で僕が考えちゃいました。だからこそやっぱり入りっていうのは、欲しがらずに慎重にやっていかないとダメだったのかなというふうに思いますね」

――以前にあまりストライクを続けても、ということを話していた。そこが難しさなのか?
 「そうですね。だから結果論なんです、結局。打たれちゃったら取りにいったって言われるし、考えてカウントを悪くすると、どんどんストライク先行と言われちゃうし。そこらへんはピッチャーとバッターの空気感とか、前回の対戦とか、その前の試合、どういうふうにコンタクトしているかとか、もっとこう緻密に考えれば大丈夫だと思うので、しっかりとその辺は見直してやっていければなと思います」

――日本ではなかなかない寒さ。対策は?
 「対策はないですよ。時間が解決してくれるので、たぶんこれ以上寒くなることはないので、また明日から暖かいみたいだから、なんでかなと(笑い)。まあまあでもそんなことを文句言ったってしようがないんで。相手も同じ条件だし。でもまあ長いシーズンなので、しっかり反省するところはして、プラスになっているところは自分の中でしっかり落とし込んで、また次に向けてやっていきます」

――本調子ではない中で大崩れしないところが先発投手として大事なところか?
 「そうですね。僕もできればビシっと抑えたいですよ。でも何とか最小失点で、1点ずつではありましたけど、なんとかつなげたっていうのは良かった点を探すとすればそこかもしれないですけど。ビシッといきます、次は」

――雨天中止になった昨日はどう過ごしたのか?
 「スライドになったし、それもちょっと難しい調整だったですけど。昨日何したっけ?昨日、ショッピングモール(に行って)、普通に過ごしてました」

――ボルティモアの街で時間があった?
 「そうですね。特に僕は変わらず、試合だからとか、何か特別やるとかではなくて、いつものルーティーンで、いつも通りの心境でやるのが一番強いと思うので、それを大事にしていきたいです」

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