今永昇太 サイ・ヤング賞への意識は?昨季投票5位も「ケガなく乗り越えることがカブスに求められること」

[ 2025年4月13日 08:35 ]

<ドジャース・カブス>試合前、ボールを手に話し込むドジャース・山本(左)とカブス・今永(撮影・沢田 明徳)
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 カブスの今永昇太投手(31)が12日(日本時間13日)、敵地でのドジャース戦前にドジャースの山本由伸投手(26)と約10分間談笑した。

 山本と談笑後に取材に応じた今永は「(6回無失点と好投した)昨日の山本選手のようにレベルの高い選手が近くにいて、こうやって話せる環境にいるのは僕のキャリアの中でも貴重。気さくにいろいろ話してくれるので心強いですね」と話した。この日の会話の内容については「昨日のピッチングの話」と説明。「そういうふうに使ってるんだとか、こういうイメージで投げているんだとかそんな感じで話していました」と明かした。

 山本が日本投手初のサイ・ヤング賞を狙っていると伝え聞くと、昨季15勝を挙げてサイ・ヤング賞投票で5位に入った今永は「僕の性格上、そういうものが近づいて初めて考える。今それを考えると僕の中で絶対にいいパフォーマンスが出ないというのは分かっている。特に何も考えていないです」と淡々とした様子で話した。

 日本投手がサイ・ヤング賞にどこまで近いかと問われると「それを聞くのは2年目の僕よりかはダルビッシュさんとか前田健太さんとかイチローさんに聞いた方が早いんじゃないかと思う。2年生の僕が答えるべきことじゃないと思う」とコメント。さらに「1年間戦い抜かないとついてこないことなので、そこにフォーカスするよりかは僕の中では1年間ケガなくローテを守ることが大事なので。(優先順位の)先頭にどれがくるかだと思うんですけど、僕の場合は先頭にサイ・ヤング賞がくるわけではなくて、ケガなく1年を乗り越えることがカブスに求められていること」と自身の見解を語った。

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