ドジャース 球団史上初の本拠で16失点零敗 屈辱的大敗も野手登板のロハスがモノマネ劇場で観衆沸かせる

[ 2025年4月13日 13:10 ]

ナ・リーグ   ドジャース0―16カブス ( 2025年4月12日    ロサンゼルス )

<ドジャース・カブス>8回から登板したドジャース・ロハスは佐々木を真似る(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースは12日(日本時間13日)、本拠でカブスと対戦。佐々木朗希投手(23)が5回4安打1失点と粘りの投球を見せたが、救援陣が崩れ、0―16で大敗した。16点差以上つけられての零敗は1965年以来60年ぶりの屈辱的な敗戦となった。

 先発した佐々木朗希がメジャー最長となる5回を投げきり、1失点と力投。ただ、打線が援護できずにいると、0―2の7回に2番手・カスペリアスがつかまり5失点。8回にもガルシアが2ランを被弾するなど4失点し0―11までリードを広げられると、ロハスが“野手登板”する展開に。大敗ムードを払拭するように山本由伸やカーショー、佐々木のフォームを真似て笑いを誘ったが、2イニング目の9回に2ランを被弾するなど失点を重ね、大敗を喫した。

 チームは今季初の零敗を喫し、開幕2戦目から続いていた14試合連続本塁打の記録もストップした。一方、ここまで勝率.563だったカブスは勝率.733だったドジャースに快勝。米データ分析サイト「オプタ」の公式Xは「シーズン10試合以上で勝率.700以上のチームに対するMLB史上最大の完封勝利となった」とのデータを紹介した。

 ドジャースが16失点以上で零敗を喫するのは球団史上5度目。1965年はレッズに0―18で敗れた。過去4試合の16失点以上の零敗は全て敵地だった。本拠で大量失点しての零敗は2023年6月17日のジャイアンツ戦の0―15がワースト記録で、本拠ではそれを上回る球団史上初の記録的な大敗となった。 

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