「少しのユーモアはプラスになる」ドジャース指揮官“モノマネ登板”ロハスに感謝「大きかった」

[ 2025年4月13日 14:00 ]

ナ・リーグ   ドジャース0―16カブス ( 2025年4月12日    ロサンゼルス )

<ドジャース・カブス>8回から登板したロハスは佐々木のマネをする(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースは12日(日本時間13日)、カブス戦で球団史上最悪となる本拠での完封負けを喫した。

 先発・佐々木朗希はメジャー最長となる5回を投げきり1失点と力投した。ところが、0―2の7回に2番手・カスペリアスがつかまり5失点。8回も3番手・ガルシアが2ランを被弾するなど4失点し0―11に。リードを広げられると8回途中からは内野手ロハスが“野手登板”する展開となった。

 ロハスは山本由伸やカーショー、佐々木朗希の投球フォームを真似て笑いを誘うなど大敗ムードの中で明るい話題を届けたが、9回につかまり5失点。終わってみれば0―16と屈辱の大敗を喫した。

 球団史上16点差以上で完封負けを喫したのは史上5度目だが、米全国紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者が自身のX(旧ツイッター)で「球団史上ホームでの最悪の完封負けで、1898年にパイレーツに15対0で敗れた試合を上回った」と投稿。MLB記者歴20年超のオレンジカウンティー・レジスター紙の名物記者ビル・プランケット氏も「16―0はドジャースの球団史上最悪となるホーム完封負け」と投稿した。

 試合後、ロバーツ監督は野手登板したロハスについて「ああいう試合では少しのユーモアは確かにプラスになると思う」と感謝し「彼はリリーフ投手陣をうまくコントロールしてくれている。彼が試合をよく見ている証拠だけど、彼が2回も投げてくれたのは、私たちにとって本当に大きかった。あの恩恵は絶対に必要だった。本当に必要だった」とねぎらった。

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