アイリスオーヤマ　備蓄米店頭販売を2日前倒し　千葉、宮城のグループ2店舗で　整理券配布

小泉進次郎氏
Photo By スポニチ

　随意契約で政府備蓄米を購入したアイリスオーヤマが30日、一部店舗で店頭販売を前倒しし、31日から販売することを発表した。

　前倒し販売するのは、アイリスオーヤマグループで店舗販売を予定している全国3店舗のうち、ユニディ松戸ときわ平店（千葉県松戸市）、ダイシン幸町店（仙台市）の2店舗。当初は6月2日からの販売予定だった。

　ユニディ松戸ときわ平店は公式サイトで、31日午前8時から整理券を配布し、同9時から販売を開始することを発表した。「65袋の販売予定となります（変更になる場合がございます）」「無くなり次第終了となります」「予約販売、電話注文、お取り置きは不可となります」などと注意事項を添えた。価格は5キロ袋で税込2160円。ダイシン幸町店も整理券配布時間、販売開始時間などの条件は同じで、95袋の販売予定となる。

　コメ価格の高止まりが続く中、失言などを理由に更迭された江藤拓前農水相に代わり、小泉進次郎農水相が就任。備蓄米30万トンを、これまでの入札による申し込みではなく、政府の言い値で購入希望者を募る随意契約で、25日に業者からの申し込みを開始していた。6月上旬には2000円ほどで店頭に並ぶことを目指している。