北村匠海 朝ドラ「あんぱん」で印象深いシーンは…“ダブルパンチ”の展開に「何も見えなくなった」

[ 2025年5月30日 18:15 ]

北村匠海
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 俳優・北村匠海(27)が30日放送のNHK「午後LIVE ニュースーン」(月~金曜後3・10)にVTR出演。やなせたかしさんをモデルとした柳井嵩を演じているNHK連続テレビ小説「あんぱん」(3月31日スタート、月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)について、印象に残っている場面を振り返った。

 同作は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描いている。

 第41話では、柳井嵩を導いてきた伯父で医師の柳井寛が急逝。さらに第43話では、嵩が思いを寄せている朝田のぶ(今田美桜)が結婚したことを初めて知るという展開が描かれた。

 嵩にとっては、立て続けに起こった“悲劇”。北村は「はじめて自分のやりたいことと向き合った結果、いろんなことを失っていくという…つらいですね。つらかったです」としみじみ振り返る。

 「(のぶの)結婚を知り、寛さんが亡くなるっていうダブルパンチ」。特に柳井寛の死は「やなせさんが残してきた言葉を担っていたのが寛さんだったので、嵩の人生のテーマだったり、教訓、夢の道をつくってくれたのが寛さんだった」と、嵩にとって大きな存在だったと説明した。

 「急に、のぶに照らされていた道と、寛さんに照らされていた道が同時になくなって、真っ暗。何も見えなくなった感覚はありました。嵩にとって居心地の良い場所だった高知が、あの時だけ凄く苦しい場所に変わってしまった感じがあった」と心情を吐露した。

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