いとうあさこ 過酷すぎる無人島でのサバイバル生活 役立った超名門校での勉強「3日間ぐらい海の上に」

[ 2025年5月26日 14:22 ]

いとうあさこ
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 お笑いタレント・いとうあさこ(54)が25日に放送されたTBS系「日曜日の初耳学」(後10・00)に出演。半年間の過酷な無人島生活を振り返った。

 この日、インタビュアー林修のコーナーに登場。父と兄が東京大学出身のエリート一家で、自身も小学校から高校まで“御三家”の雙葉学園出身。難関大学に進学することは普通の環境だったが、19歳の時に家出。まず舞台女優を目指し、昼間は長時間アルバイトで働き、夜はミュージカルの専門学校に。卒業後も全く芽が出ず、27歳で芸人に転身した。

 いとうは「27歳でお笑いの世界に入って、しばらくライブ出たり、営業呼んでいただいたり。だから30歳の時に『電波少年』のオーディションに受かって。それも朝の番組のリポーターを探してるみたいなオーディションだったんですけど、三次オーディションがそのまま『電波少年』だったんです」と、30歳で掴んだのは日本テレビ「進ぬ!電波少年」の何も聞かされていない少女たちが無人島から自力で脱出する企画「15少女漂流記」へのレギュラー出演が決まったという。

 「やっぱ私としては“これで売れるんだ!”って一瞬よぎりますよね」と、いとう。「バス乗って、それが成田か何かに行ってるんですけど、目隠しとユーロビートがエンドレスで流れるヘッドホン。だけど途中から、あからさまに気温が高くなって、“なんだこの国は。日本じゃないな”って。日本じゃないのは確かだったんですけど、そのままタイの無人島だったんで」と明かした。

 タイの島であることは「途中で分かるんですよね。流れてきたものの文字がおかしいって言って」と回顧。「(無人島には)結果半年(いた)。“半年いてください”って言われたらいれる可能性があるんですけど、いつ終わるか分かんないでいる島って、やっぱおかしくなっていくんですね。で、食べ物もないし。その辺の貝とか拾えるからみんなで拾ったりして。シジミぐらいの、それを山ほど取ってきて、海水とか、ぞっとしますけど、ボウフラがいっぱいいる雨水が溜まったやつとか、パーンって叩くと1回ボウフラがいなくなるんで、そこをヤシの殻とかで取って、煮沸して、それで貝茹でて、歯でしごいて食べて」とサバイバル生活を振り返った。

 名門校での勉強が役立つ瞬間もあったそうで、「イカダ3機目でやっと出られて3日間ぐらい海の上にいたんですけど、私がちょっとだけ星が分かるので、太陽沈む方が絶対に西、1回途中で怪我しちゃった子がいて、ボートで行った方向が西だったんですね。それをみんなで思い出して、あっちに陸地があるんだ、病院が(あると)。あっちを目指そうっていうのが決まってたので」とした。

 林修氏は「過酷なロケを半年頑張って何が得られた?」と質問。いとうは「いや、あの当時はこんな経験、誰もできないのだから、みたいな。みんな言うけど、しなくていい経験値ってあると思う。なんとか食らいつけば生きられたなっていう、なんか自分の根底の強さみたいなのは今は思いますよね」と話した。

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