日テレ　「月曜から夜ふかし」街頭インタビュー再開は「再発防止策が整った」　放送は「今夜から」

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　日本テレビは26日、東京・汐留の同局で定例社長会見を行い、「月曜から夜ふかし」（月曜後10・00）の不適切な編集を巡る問題に言及した。

　同番組を巡っては、3月24日の放送で、街頭インタビューに応じた中国出身女性のカラスと食文化についてのエピソードを紹介。だが27日、同内容に誤りがあったと発表。女性の発言について「制作スタッフの意図的な編集によって女性の発言の趣旨とは全く異なる内容となってしまいました」と説明していた。

　今月12日に街頭インタビューを再開することを発表。同日の放送内のテロップで「視聴者の皆様の信頼を裏切ってしまい、心よりお詫び申し上げます」と改めて謝罪し、「これまで街頭インタビューを停止し、再発防止策を作ってまいりました。今後は、再発防止策を徹底し、街頭インタビューを行っていきます」と明かした。

　福田博之社長は街頭インタビューの再開について、「再発防止策が整ったことが社内でしっかりと確認されたことをきっかけとしています」と報告。「ロケ素材の文字起こしを全てする。番組担当者でない日本テレビの社員もチェックする。不適切な編集がなかったかの確認作業を行っています」と具体的な再発棒沿い作を明かした。さらに、研修の徹底を行っているという。

　街頭インタビュー再開後のインタビューの放送は「今夜の放送からです」とした。

　放送倫理・番組向上機構（BPO）の審議を待たずに再開させたことについて、「修正しないといけないことはただちに取り組まなければいけない。最速最短のタイミングで再発防止を有効にする方法に取り組み、それがで実現できる状況になりましたので再開しています。結論が出ないとどういうご指摘をいただくか分からない限りは、今後のことは述べられませんので控えさせていただく」と話した。