渡辺正行69歳 年金制度改革法案に「65歳の時に“あなたは今もらわない方が得です”って言われて…」

[ 2025年5月26日 09:17 ]

渡辺正行
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 お笑いトリオ「コント赤信号」の渡辺正行(69)が26日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。自民、公明、立憲民主の3党が修正で合意し、今国会で成立する見通しとなった年金制度改革法案について言及した。

 自民は、立民が求める基礎年金(国民年金)底上げ策の修正を受け入れる方針を固め、立民の野田佳彦代表は24日、千葉県船橋市で「ほぼ合意の方向だ。月末には衆院通過という運びに持っていきたい」と記者団に述べた。3党は正式合意を経て、修正案を共同提出し、30日の衆院通過を想定する。

 公明の斉藤鉄夫代表も24日、立民の修正要求に応じる意向を記者団に示した上で「多くの現役世代が安心感を持つことにつながる。今国会で成立させることが必要だ」と語った。3党は26日に修正合意に向けた詰めの協議を予定。底上げ実施の検討規定を法案の付則に追加する方向。

 基礎年金の底上げは、就職氷河期世代などが低年金に陥るのを防ぐ対策の一環だったが、厚生年金の積立金を活用することに自民内から「流用」との批判が出て、政府提出法案では見送られた経緯がある。

 立民の修正案では、2029年に行う年金の「財政検証」の結果、将来の給付水準低下が見込まれる場合、政府が底上げを行うと規定。厚生年金の受給額が一時的に減るため、その影響の緩和策を講じる。政府の当初案と同様、財政が堅調な厚生年金の積立金を基礎年金財政に振り向ける。 

 渡辺は「僕ねえ、65歳の時に1回もらいにいこうと思ったんですよ。話聞いたら“あなたは今もらわない方が得です”って言われて、“70まで我慢した方がいいです”って言われて。まだ今もらってないんだけど、今またこれみたら、あれ、またダメなんじゃないのって。分かんないっすよ」と首をひねっていた。

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