田崎史郎氏　“進次郎効果”で内閣支持率上昇も指摘「石破さんは水曜日だった。やっぱり遅いと批判も」

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

　政治ジャーナリスト田崎史郎氏が26日、BSフジ「BSフジLIVE　プライムニュース」（月～金曜後8・00）に生出演し、石破内閣の支持率について見解を語った。

　番組では、各社が最近、行った世論調査の内閣支持率、不支持率を比較した。共同通信が24、25日に行った調査では、石破内閣を「支持しない」と答えたのは31.7％。2週連続で世論調査を行っており、前週と比べて4.3ポイント上昇した。小泉進次郎農水相の就任が影響したとみられる。不支持率は52.6％で、前週比2.5ポイント減だった。

　この結果について、田崎氏は「石破さんがもうちょっと見せ方を考えれば、もっと上がっていただろうと思う」と指摘した。

　具体的には、「私はコメを買ったことがない」の発言が問題視された江藤拓前農水相を更迭するタイミングだという。「江藤さんの発言は先週日曜日（19日）ですよね。月曜日にそれが午前中に大きく報じられて」。ところが、実際に更迭に踏み切ったのは22日だった。田崎氏は「自民党幹部の方と話したけど、“安倍さんなら月曜日にクビと言っていただろう。岸田さんだったら火曜日に切っていただろう”。石破さんは水曜日だった。やっぱり遅いという批判も、石破さんには浴びせかけられていた」と、党内から伝わった声を紹介した。

　その上で、「早くやれば、月曜日にクビ切って、進次郎さんにしていたらもっと上がっていただろうと」と分析した。