注目若手俳優・奥平大兼 中1でスカウトされるも鮮烈デビューは16歳だったワケ「スタメンになりたいと」

[ 2025年5月31日 16:41 ]

奥平大兼
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 俳優の奥平大兼(21)が30日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。デビューのきっかけについて明かした。

 奥平は映画「MOTHER マザー」(2020年)で長澤まさみの息子役で演じ、初演技とは思えない才能披露。デビュー作にして第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今年1月クールに放送され、大ヒットした日曜劇場「御上先生」など、その後も話題作に次々と出演し、いま注目の若手俳優。

 芸能界入りは中学1年生の時に現在の事務所に渋谷でスカウトされたことがきっかけ。「その頃、僕部活でバスケやってたんですよ。で、せっかくやるんだったらスタメンになりたいと思って、“一切活動、オーディションとかも何もしません”っていうのを凄いわがままなんですけど言った。スカウトだけど一応面接みたいのがあった時に」と話した。

 場所はハチ公前だったといい、「覚えてますね。“どうしよう?”と思ってたらお母さんが“入るだけ入れば”みたいな言ってくれてそれで所属っていう流れになりましたね」と奥平。「“バスケ優先で”っていうのを言って、でも本当に“それでいい”って言ってくださって。で、部活を引退して、“じゃあ、やりますか?”みたいになった時に、“約束してくれたしな”と思ってやるしかないと思ってオーディションに行ったんですよ。初めてのオーディションがあって、そこで、ありがたいことに合格っていうふうに」と明かした。

 そのオーディションこそ、「MOTHER マザー」だった。「長澤まさみさんがお母さんですって言われて納得できるわけないじゃないですか。うれしいけど、プレッシャーも凄かったですし」と奥平。「監督が1カ月ワークショップやってくださって。で、お芝居って楽しいものだからって言われて現場行っていざやってみると楽しくて仕方なくて」と振り返った。

 「お芝居って、ウソつくものってよく言うじゃないですか。僕はその感覚が今でもなくて。それこそ共演してくださった皆さんのおかげなんですけど、そういう気持ちにしてくれたんですよ。そのシーンにするべき気持ちに。それこそ長澤さんであったりとかがしてくれて。“こういう体験ってあるんだ”って思って、それをしてくれる人がかっこいいなって思ったんですよ。長澤さんであったりとか、阿部サダヲさんであったりとか。僕もその与える側になってみたいなって思ってやろうって決めたんですけど、その瞬間が凄い楽しかったですね」とした。

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