「人生初」の畑仕事 YOSHIKI 北海道で国産ワイン造り ドジャース・大谷から刺激「世界一目指す」

[ 2025年5月31日 04:11 ]

ワインを堪能するYOSHIKI
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 X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が30日、北海道余市町で会見を行い、国産ワイン造りを始めることを発表した。「世界一のワインを目指していきたい」と意気込んだ。

 これまで米カリフォルニアを拠点にワイン造りを行い、ワインブランド「Y by YOSHIKI」をプロデュースしてきた。今回は世界的醸造家の曽我貴彦氏とタッグを結成。同ブランドで初の国産ワイン造りに乗り出す。ピンクのスーツで調印式に臨んだ後、専用のブドウ畑に向かい、自らくわ入れと苗入れを行った。

 バギーに乗って姿を現すと「人生初」という畑仕事に挑戦。スコップを手に「世界一似合わない」と笑顔を見せながら土を掘り、植樹を行った。満足げな表情を浮かべると報道陣を前におなじみのXポーズ。「普段ドラムをキックするからスコップもうまく踏み込めました」と語り「ドラムと農作業は似ている。僕は得意かも」と独特の感性で自然との触れ合いを楽しんだ。

 畑の広さは4000平方メートル。ピノ・ノワールという品種のブドウ約1000本を植え、2028年の販売を目指す。YOSHIKIは「日本ならではのダシのうまみ感と繊細さを表現したい。日本のワインは世界で戦える実力がある」と力説した。同じく世界で活躍するドジャースの大谷翔平(30)からも刺激を受けている。ともに米ロサンゼルスが拠点で、昨年4月にはYOSHIKIがドジャースタジアムで米国国歌を大谷の前で演奏。初対面し試合前にはベンチで記念撮影するなど交流を深めてきた。「大谷選手が活躍したらぜひ、このワインをプレゼントしたい」と約束した。 (吉澤 塁)

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