「私の声がそこにあった」──クマリデパート南カンナ 加入後初アルバム「かなでぱ!」で感じた“はじまり”

[ 2025年5月31日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】「私の声がそこにあった」──クマリデパート南カンナ 加入後初アルバム「かなでぱ!」で感じた“はじまり”(撮影・楓フウカ)
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 アイドルグループ・クマリデパートが5月27日にリリースした現体制ラストアルバム「かなでぱ!」。この作品で初めてアルバム制作に参加した4期生・南カンナが、スポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。かつて“憧れだった6人”の一員として、自分の声を刻んだ喜びを語る姿には、確かな手応えと未来への希望がにじんでいた。(「推し面」取材班) 【関連記事】「BugいKawaii」はみんなで叫んで完成──クマリデパート七瀬マナ 届けたい“感謝”の気持ち

 「昔からクマリデパートの曲を聴いていたので、あの6人の中に自分の声があるのが不思議で、でも本当にうれしかったです」

 初めて自分の声が混ざった音源を聴いた時の感動をそう表現した。「かなでぱ!」は南にとって加入後初めてのアルバム。そして、卒業を控える1期生・早桜ニコ、優雨ナコと共に制作に携わった最後の作品となる。

 CDを初めて手にした時の感動も鮮明だ。「中も外も全部かわいくて、裏面の曲名のところに自分のメンバーカラー“オレンジ”が使われていて、それを見たとき『あ、私もここにいるんだ』って思って、すごくうれしかったです」

 ライブで気持ちが高まる1曲に挙げたのは「魔法少女Q」。

 「幸せを届ける、笑顔になってほしいというような優しい歌詞が大好きで、毎回『絶対に届けよう』と思いながら歌っています」

 さらに夏にぴったりな「サマター音頭」では、南がイントロでセンターを務め、太鼓を叩くような振り付けを披露する。「ファンの方も太鼓を持ってきて一緒に叩いてくれるんです。本当に楽しくて、みんなで盛り上がれる曲です」と、笑顔を弾ませた。

 今作は現体制の締めくくりであると同時に、南にとってのはじまりでもある。その音を胸に刻み、この夏、ステージで思いきり弾ける準備はもうできている。

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