「六月博多座大歌舞伎」船乗り込み 市川猿弥「トータルしたら10分ぐらいしか…」「大入りにしたい」

[ 2025年5月31日 18:23 ]

博多座の式典であいさつをした中村梅花、中村鶴松、中村福之助、中村七之助、中村勘九郎、中村橋之助、中村虎之介、市川猿弥(左から) (撮影・杉浦 友樹)
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 福岡市の博多座で「六月博多座大歌舞伎」が6月4日に初日を迎える。31日は出演者が小舟に乗ってPRする初夏の風物詩「船乗り込み」が行われ、出演者が川岸のファンの歓声に応えながら来場を呼びかけた。

 船乗り込み後の式典で出演者の最後にあいさつを務めた市川猿弥(57)が盛り上げた。午前11時開演の昼の部では「福叶神恋噺」で貧乏神元締からっけつ。午後4時開演の夜の部では「怪談乳房榎」で住職雲海を演じる。「トータルしたら自分は10分ぐらいしか出ていないんですけど、作品はとてもおもしろい」と笑いを誘いつつ「みなさんお誘い合わせの上、大入りにしたい」と力を込めていた。

 公演は6月4日から26日まで。6月10日と18日は休演日になっている。

 <ほかの出演者のあいさつ>

 ▼中村橋之助 おかえりの際にみなさま方の感想が勘九郎の兄と七之助の兄より僕たちの方(若手)が多いように頑張ります。

 ▼中村福之助 昨年10月以来の博多座。千秋楽まで一生懸命務めますのでよろしくお願いします。

 ▼中村虎之介 この座組で博多座に来るのは初めて。若手が演目をたくさんいただいている。千秋楽まで一生懸命頑張ります。

 ▼中村鶴松 私ごとではありますが5つの演目すべてに出させていただいている。7年ぶりの博多座で一人でも多くのお客様に覚えていただけるよう、千秋楽まで走り抜けていきたい。

 ▼中村梅花 猿弥さんを除き、ほとんどの方が生まれたときから知っている。みなさんすくすく育ち、こっちはじわじわ背が縮んでいる。今は手を引いてもらう感じ。どうぞご観劇のほどをよろしくお願いします。

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