松岡充「毎日ボロボロ泣いちゃうし、夜は寝られない」過密日程でのミュージカルに本音「正直つらい」

登壇した松岡充(前列中央)
Photo By スポニチ

　SOPHIAの松岡充（53）が30日、横浜市内でデビッド・ボウイ脚本のミュージカル「ラザルス」の公開稽古を行った。

　バンドは今年でデビュー30周年で、10日に記念ツアーを終えたばかり。音楽の道に進むきっかけとなったボウイの遺作で出演を決意するも、過密スケジュールに「精神的につらい」と本音を告白した。

　「体力的にはいくらでもできるんですけど、心がきつかった。優しいカンパニーの皆さんに助けていただいた」という。

　「正直いまだにつらい」と明かしながらも「やっぱそうじゃないとダメだって思うんですよ。デビッド・ボウイもその苦しみの中で、この（作品の）メッセージを作ってきたし、そこに一歩でも近づきたいって思いがあって」と松岡。「毎日ボロボロ泣いちゃうし、夜は寝られない」と明かした。

　そして「普通なら、喉や体のコンディションも大事なんですけど、もう叫びだろって思ってるんで、きれいに歌うことなんて一切考えてない。彼が日本に託した声を叫びたい」と話し「本当の松岡充がそこにいると思っていただければ」と力を込めた。

　崎山つばさらが共演。きょう31日から。