夏野剛氏“トランプ関税”にショック…「好き勝手やったもん勝ちという絶望感」「最大の被害者は」

夏野剛氏
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　「KADOKAWA」の夏野剛社長兼CEO（60）が9日、ABEMA「Abema　Prime（アベプラ）」（月～金曜後9・00）に生出演し“トランプショック”について言及する場面があった。

　トランプ米大統領が発表した相互関税について番組で取り上げると、夏野氏は「本当に衝撃的ですよね。第二次世界大戦以降の経済界の常識、つまり自由貿易によって各国の生活者がメリットを得てきて。一番安い値段で一番良いものを手に入れる世界をずっと作ってきたわけで…」と切り出す。

　「でもそこに一人の大統領が出てきて、これをやっちゃうっていう。最大の被害者はアメリカ国民なんですよね。ただ、これを認識する頃にトランプの任期が来ると思うんですよ」と私見を展開した。

　「数年かかって分かり出すのでね。トランプさんも年齢的に3期目はないと思うので。“好き勝手やったもん勝ち”という、絶望感しかないですよね」と複雑な表情をみせていた。