杉村太蔵 消費税減税の是非問われ「参院選の争点にして政策論争したら物凄くいい選挙戦になると思う」

[ 2025年4月9日 13:19 ]

杉村太蔵(16年撮影)
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(45)が9日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。自民党の森山裕幹事長(80)が8日の記者会見で、消費税減税に否定的な考えを改めて表明したことに言及した。

 森山氏は、消費税の税収は社会保障の財源だと指摘した上で「持続可能な社会保障制度を守るため、安定的な財源の重要性について十分理解を求める必要がある」と述べた。物価高対策に関しては「国民の声に真摯に耳を傾け、どのような対応ができるか検討を進めたい」と語った。

 鈴木俊一総務会長も会見で消費税減税に関し「実施すべきではない。一度下げると、元に戻すには相当な政治的エネルギーがないとできない」と指摘した。

 一方、立憲民主党の小川淳也幹事長は8日の記者会見で、トランプ米政権の高関税対策として、消費税減税に前向きな考えを示し、「非常に有力な議論の一つという認識に変わりはない。感度を上げなくてはいけない」と述べた。立民では夏の参院選公約への消費税減税明記を目指す勉強会が活動する一方、野田佳彦代表は慎重姿勢を崩していない。

 斎藤康貴アナウンサーが「物価高対策として消費税の減税についてはどんな考えですか?」と聞くと、杉村は「物価高対策が必要だっていうのは、国会の議論を聞いていると全政党が共通していますよね。ただ今の物価高で何が問題かって言ったら、物価高に対して賃金がなかなか上回ってきてないですよね。じゃあこの賃金が物価を上回るまでの、この期間をワンショットとして例えば給付金とか定額減税だとかそういったものが必要だという考え方と、これから恒久的に減税が必要なんだという考え方、いろんな考え方があるなと思っていて」と話した。

 そのうえで、「これでも今年の参議院選挙の争点、ホントに政策論争を表にして分かりやすく国民の皆さんに提示したら物凄くいい選挙戦になるんじゃないかなと思って、僕はそこに期待しています」と述べ、消費税減税の是非について自身の考えは示さなかった。

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