吉田羊 「ちょっと涙が出そう…」地元・福岡から上京時感じた家族愛「母が泣きながら…」

[ 2025年4月9日 19:17 ]

登壇した吉田羊(撮影・小渕 日向子)
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 女優の吉田羊が9日、都内で行われた「映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』ジャパンプレミア」に出席。新生活の思い出を振り返り、新しいスタートに踏み出す人へエールを送った。

 キーパーソンとなる新キャラクター・クラリッサの日本語吹替えを担当した吉田。劇中では、見事な歌唱を披露している。

 新生活の思い出を聞かれ、地元・福岡から上京してきた20代を回顧。両親と姉に見送られながら、高速バスにのったという。

 「意外と両親は“じゃあまあ行ってらっしゃい”って感じで、見送ってくれたんです。次の日の朝、西新宿のバスセンターに着いてすぐ、その当時は携帯電話なんて無いので、電話ボックスに入って実家に電話をしたら、母が出ました」。

 気丈に振る舞っていたはずの母だったが、吉田が到着した事を告げると「母が泣きながら、“帰ってこないと思ったら涙が出た”」という。

 「今、言っててなんかちょっと涙が出そうなんですけど…」と感慨深い表情で「そんな思い出があります」と思いにはせた。

 新たなスタートを踏み出す人へ「人生の主役はあなた自身ですし、ハンドリングするのもあなた次第ですし、誰もあなたの人生を狂わすことができない。ぜひご自身の感性と感覚を信じて、自分の人生を突き進んでいただきたい」と熱いエールを送った。

 この日、共演の松坂桃李、三戸なつめ、大平あひるも登壇した。

 「見た目はクマだけど、中身はとっても紳士」というユニークなキャラクターで、愛くるしいルックスが人気を集めた「パディントン」。全世界での興行収入は900億円を突破し、本作は、シリーズ3作目の最新作となる。5月9日に全国公開となる。

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