橋下徹氏 元フジアナ長野智子氏の中居氏問題めぐる被害者への発言は「問題ない」ワケも長文で説明

[ 2025年4月9日 14:02 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が9日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。元フジテレビアナウンサーでフリーの長野智子(62)が出演番組内の発言について7日に自身のXで謝罪したことに言及した。

 長野は6日に同局系「Mr.サンデー」(日曜後8・54)に出演。元タレント中居正広氏による女性トラブルをめぐるについてコメントした。

 「Mr.サンデー」では、第三者委員会が「本事案は、CXの『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」と、中居氏の性暴力を認定したことを討論。その中で長野は「やはり断りにくい?」とのMC宮根誠の問いに「私、嫌だったら行かないと思うんですけど。この問題点って、女性アナウンサーでもいろいろいる」と答えた。また「報告書を見て、今の世論の感じだと、アナウンサー全員が脆弱で上納みたいな感じになっていますけど、ほとんどの人たちは真面目に本当に真摯(しんし)にそういうことにイエス、ノーがきちんと言えて毅然(きぜん)とやっている」と発する場面もあった。

 SNSでは長野の一連の発言が被害女性への二次加害にあたると指摘する声が上がっていた。

 長野は7日、自身のXで「昨日のMRサンデーでの私の発言について、私の言葉足らずのために本意を伝えることができず反省しています」とコメント。「不快な思いをされた方にお詫びします。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 橋下氏は「元フジ・長野智子キャスター、『Mr.サンデー』での発言を反省『私の言葉足らずのために本意を伝えることができず…』」と題された記事を引用し、「発言に問題はないと思う。長野さんは、被害者Aさんに誘いを断れと言ったわけではない」とポスト。

 続く投稿で、その理由について「社員には2人きりの誘いは断るか、報告連絡相談するようにと方針を出すのが組織の原則。フジテレビの風土で被害者Aさんがそれができなかったのであれば、その風土を正し、きちんと断るか報告連絡相談できる体制を整えなければならない。フジテレビの風土の中、きちんと断れる人、報告連絡相談できる人を責める話ではない」と説明。

 さらに「今回の件を受けて、社員に業務上2人きりになるな、なるなら報告連絡相談をせよという組織方針を出すことを二次加害だと言ってしまうと、社員のプライベートを全て禁止するようなことになる。組織の原則は、業務上危険な場所に勝手に行くな、報告連絡相談せよというもの。そしてそのようにできる組織風土の確立。今回のフジテレビは組織風土が悪く被害者Aさんが断れなかった、報告連絡相談できなかったことが問題。だからといってきちんと断れる人、報告連絡相談できる人を責める話ではない」と補足した。

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