東ちづる ハラスメント“嫌だったら行かない”議論「今はセクハラ認定…分かろうとしない大人達が今も」

[ 2025年4月9日 14:39 ]

東ちづる
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 女優の東ちづる(64)が9日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。セクハラやパワハラに対する自身の考えをつづった。

 「4年間の会社員時代も、芸能界で若かった時代も、『嫌だったら行かないという選択肢』はないことがあった。早く帰りたいと思いつつその場を取り繕ろい、それが社会を生き抜く術だと我慢してきた」と自身を振り返ったうえで「が、今はセクハラ認定に。なのに、こういうことを分かろうとしない大人達が今も存在することに唖然とする」とつづった。

 元タレント中居正広氏の性暴力に端を発するフジテレビの問題では、先月31日に第三者委員会による調査結果が報告され、中居氏とフジテレビの元アナウンサーである女性との間に起きたトラブルを「業務の延長線上で起きた性暴力」であると認定。フジテレビの二次加害が認定されるなど踏み込んだ内容で、同局幹部の責任を厳しく追及するなどした。

 この問題を巡り、元フジテレビアナウンサーでフリーの長野智子(62)が出演番組「Mr.サンデー」内の発言について7日に自身のXで謝罪した。

 「Mr.サンデー」では、第三者委員会が「本事案は、CXの『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」と、中居氏の性暴力を認定したことを討論。その中で長野は「やはり断りにくい?」とのMC宮根誠の問いに「私、嫌だったら行かないと思うんですけど。この問題点って、女性アナウンサーでもいろいろいる」と答えた。

 また「報告書を見て、今の世論の感じだと、アナウンサー全員が脆弱で上納みたいな感じになっていますけど、ほとんどの人たちは真面目に本当に真摯(しんし)にそういうことにイエス、ノーがきちんと言えて毅然(きぜん)とやっている」と発する場面もあった。SNSでは長野の一連の発言が被害女性への二次加害にあたると指摘する声が上がっていた。

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