羽生結弦さん 野村萬斎とのコラボ裏側を語る「一生忘れられない」も「リハーサル本当に大変で…」

[ 2025年4月7日 21:49 ]

羽生結弦さん
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 フィギュアスケート男子の五輪連覇者でプロとして活動する羽生結弦さん(30)が7日放送のNHKラジオ第1「野村萬斎のラジオで福袋」(月曜後8・05)にゲスト出演。パーソナリティーを務める狂言師・野村萬斎(59)とのコラボレーションが実現したアイスショー「羽生結弦 notte stellata 2025」の裏側について語った。

 アイスショーは3月に故郷の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで開幕。冒頭に「ノッテ・ステラータ」を舞い、その後はスペシャルゲストの野村萬斎とコラボレーションナンバーを披露。豪華スケーター陣と野村による「MANSAI ボレロ × notte stellata」や、平昌五輪のフリー曲で伝説的プログラム「SEIMEI」で鎮魂の思いを込めた。大トリではピアノ曲「春よ、来い」を情感豊かに滑った。

 野村が鎮魂と再生の物語として構想した「MANSAIボレロ」。能の足拍子とスケーティングで氷を叩いた音がシンクロした場面について、羽生さんは「シンクロした瞬間のお互いの音の共鳴みたいなものが、物凄く神聖な感じがして」と回想した。

 普段の舞台ではボレロを独舞していた野村だが、豪華スケーターとのコラボに「本当に盛り上がりました」と満足そうに振り返った。羽生さんも「一生忘れられない、宝物にしていこうと思いました」と語った。

 「今回、初共演でしたから、私はある程度できあがっているものをやって、周りの方に合わせてもらっていただいてる部分もありましたけど」と野村が口にすると、羽生さんは「リハーサル、大変でしたね」と思い出し笑い。「本当これは、現場の我々しか感じられないことだと思いますが。リハーサル本当に大変で、萬斎さんもやきもきしながらご覧になられていたんではないでしょうか」と続けた。

 野村の演出で、スケーターがリンク上に倒れる演出があったという。野村から「あれって何分くらいできるものなの?」と聞かれた羽生さんは、「もう、気合ですよ、気合があれば何分でもやりますよ」と笑っていた。

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