泉ピン子 涙声で親友・西田敏行さんへの思い吐露…葬儀には参列せず「まだ生きてるのよ、私の中では」

[ 2025年2月13日 22:17 ]

泉ピン子
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 女優の泉ピン子(77)が13日放送のニッポン放送「NEXT STAGEへの提言II」(木曜後8・00)に出演。若手時代からの親友で、昨年10月17日に虚血性心疾患のため亡くなった俳優の西田敏行さん(享年76)への思いを吐露した。

 同じ1947年生まれで家族ぐるみでの付き合いがあり、NHK大河「おんな太閤記」など数々のドラマで共演。駆け出しの頃には「いつか売れたいよな~」と夢を語り合っていたという。

 NHK連続テレビ小説「おしん」(1983~84年放送)では主人公の母役を演じ、子供を流産しようと真冬の冷たい川に入るシーンは視聴者に強い印象を残した。西田さんからは「絶対代役使うなよ。自分で(川に)入れ」と役者として助言されたそうだが、撮影では6時間も川に浸かり「やっぱり代役頼めばよかった」と笑って振り返った。

 無二の親友だったが西田さんの葬儀には参列しなかった。今月18日には東京・増上寺でお別れの会が行われるが、西田さんの妻には「行かないよ」と伝えたという。「認めたくないんですよ。顔を見たくないのよ、亡くなったって。まだ生きてるのよ、私の中では。あいつ寂しがってるからすぐ呼びたいと思ってるけどそうはいかない。まだ呼ばないでって」と声を詰まらせる場面も。

 西田さんの自宅を弔問に訪れた際は号泣。位牌の前で妻と思い出を語り合ったという。「いろんな悪口言った、あいつの。笑ったり泣いたりして5時間ぐらいしゃべってたかな、奥さんと」と振り返り、「奥さんが“ピン子さんと私に悪口言われたくなかったら私たちより長生きすることね”って言ったのが泣けた…これが生涯私の中で忘れられないことじゃないかな」と涙声で語った。

 訃報を受けた後は悲しみのあまり誰からの電話にも出ず、人と話すことはなかったそうで「もういないわね、友達は」と話していた。

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